ヨーロッパの葬墓制

ヨーロッパの葬送墓制

1990年3月末から1年間、ウィーン大学に客員研究員として留学していました。その期間、ヨーロッパの多くの墓地を見て回りました。また、当時創刊したばかりの雑誌社「SOUGI」から依頼を受けてフランスのニースで開かれたイフタ(世界葬儀業者組合連合)の第1回世界大会の取材をしました。
ヨーロッパの葬儀業界は、国際化の波の中にあり、EUの統合を控えてや多くの問題をかかえていました。〈墓地〉は原則的に公営で運営をされていましたが、墓地の在り方をめぐる歴史的な展開や地域差については戸惑うばかりでした。
ここにアップしているベールケの「ヨーロッパの葬送・墓制(要旨)」は、当時のヨーロッパの葬送墓制の議論を勉強するためには便利な概説書でした。
また、ヨーロッパの葬墓制は、帰国後、ヨーロッパで見たことをまとめたものです。

1 翻訳 ハンス クルト ベールケ(Hans Kurt Boehlke)「ヨーロッパの葬送・墓制(要旨)」(Das Bestattungs- und Friedhofswesen in Europe,1977)

2 国際化する葬儀業界―IFTA 第一回世界大会 見聞記  SOUGI 創刊号 1991.01

3 ヨーロッパの葬墓制
ヨーロッパの葬墓制1 「死者の都市」-ウィーン中央墓地 SOUGI 第5号 1991.09
ヨーロッパの葬墓制2  ヨーロッパの火葬       SOUGI 第6号 1991.11
ヨーロッパの葬墓制3  家族墓            SOUGI 第7号 1992.01
ヨーロッパの葬墓制4  ヨーロッパの葬送儀礼     SOUGI 第8号 1992.03